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ただただナイショ話をもってくるな、という話をします。

チョビベリー

チョビベリー

チョビベリー コラム 密会 かわいい

メガネとキャップで芸能人のお忍び感

柔道とボクシングと極真空手の経歴をもつ普通のOL・チョビベリーです。
今回、編集さんから与えられたお題は『密会』です。

チョビベリーマッチvol.3「秘密」

あらためて紹介する必要もないかと思いますが
チョビベリーは普通の一般人であり

芸能人のように
変装しないと気軽にコンビニすら行けず
本屋で卑猥な本も立ち読みできず
電車で口を開けてグースカ寝れないという
憂き目にあうこともなく

オートロックの家に住んだ経験がないどころか
かつては実家の裏口のカギすらかけていなかったほど
かなりガードが緩い人間であることは否めません。

まあそういう生活に支障が出るくらい
有名になった経験がないだけでなく
夜のとばりがおりる頃や
表参道で26時まで遊ぶような勇気もなく

必ず終電の1〜2本前の電車で帰るほどまじめなチョビベリーにとって
今回の密会のテーマについては
まず心あたりがありません。

しかたないので似たようなイメージで通せる
“秘密”
いわゆる“ナイショ話”に関しての
個人的な意見をのべたいと思います。

チョビベリー コラム 密会 不審者

マスクをつければ不審者に変身

たまに友人や知人から
「これ誰にも言わんといてな!」
と前置きをされたあとに

その場限りの話題である
ナイショ話を聞くことがあるんですが

チョビベリーはこれがめっぽう苦手であり
その人がどうしても話したい
個人的な欲求を満たしたいがために
聞く人へ一方的に責任を押し付けるという行為が不満。

ナイショにして欲しいのであれば
そもそもこっちに話をしてくるなと思うし
バレたとしても最初に話した人が悪いと思うし

肝心の話の内容も
チョビベリーが誰かに話したからといって
国際問題に発展するようなことはないくらい
たいした話でないことばかりで

「誰にも言ってはいけない」
という
何の得にもならないバトンを渡されただけで
めちゃくちゃ面倒くさいと思います。

チョビベリーが大学生になる頃には
気軽にナイショ話を持ちかけるような相手は
ずいぶん少なくなってしまいましたが

それでも友達の口から
「これ誰にも言わんといて欲しいねんけど……」
というイントロを聞いたときには

「じゃあ言わんといてッ!」
と先手をうって逃げ出し
しがらみから解放される術を身につけました。

ただここにも落とし穴があり
さんざん話を聞いたあとに
「今の話誰にも言わんといてな?」
と後出しジャンケンする輩もいて

その場合は聞いてしまった手前
「そんなんこっちの勝手やん」
などとつまらぬ事でひと悶着おこすのもイヤなんで

「うん……」
と大人しく答えるしかなく

誰かに暴露することで
自分のせいにされたくない小心者であり
どんな些細なことでも責任の所在をまぬがれたいチョビベリーは

“他人に言ってはいけない話”
というくだらないカテゴリーに
大事な脳のメモリーを使わされるという
地味なストレスを抱えるはめになるわけで

例えば後輩の女の子から
「あたしA君と付き合ってるんですけど誰にも言わんといてくださいね!」
と一方的に宣言され

A君がその後輩と別れたあと
チョビベリーの長年の友達と付き合いはじめた時は

その友達からA君の話を聞くことがあっても
元カノである後輩とA君の関係性は
チョビベリーの口から微塵も漏らさず

2年後にその友達がA君と別れ
「後輩とも付き合ってたらしい!」
と本人の口から聞いたあとに

もう時効だろうと
「うん知ってたよ」
と報告したんですが

それを聞いた友達から

「なんで言うてくれんかったん!?
あたしの方が(チョビベリーと)ずっと前から友達やったのに
なんで2年も黙ってたんよッ!?」

と騒がれたんで
チョビベリーの口はそこそこ固いんだと思います。

友達よりも仁義を重んじる性格は
長年続けた武道で身についたものかもしれませんが

とりあえず面倒なことに巻き込まれたくないんで
たとえ誰のどんな話題だろうが
頼むからナイショ話は自分にしてくれるなとひたすら願うチョビベリーです。

チョビベリー コラム 密会

おしまい

(文・チョビベリー)

ライタープロフィール

1982年生まれ。京都市立芸術大学日本画専攻卒業。柔道・ボクシング・極真空手のたしなみがある格闘技好き。会社員のかたわら意識ぬるい系ブログ『チョベリグ!』を更新していたところ、地味に笑いを誘う文体が評判を呼び複数のWEB媒体でライターを始める。趣味は空手・読書・俳句・断捨離・テレビ観賞。