定番アウター「トレンチ」“こなれ感”のある着崩しテクニック
トレンチコートといえば、秋の定番アウターのひとつですが、ボタンをしっかり締めて正しく着ているはずなのに、どこか古臭い印象になってしまう……そんな方は意外と少なくありません。そこで、こなれて見えるトレンチコートの着崩し方を紹介します。
該当したら残念女子? トレンチ着こなしNGポイント
こなれ感のある着崩し方を紹介する前に、トレンチコートの着こなしでありがちな、NGポイントを挙げていきましょう。どこかださく見えてしまう“残念女子”にならないように、まずは基礎知識としてチェックしていきましょう。
ベルトを垂らす
ベルトを垂らしたままにすると、どうしてもだらしない印象になってしまいます。結ぶのが面倒な時は、あらかじめ後ろで結んでおいたり、ポケットにインしたりもありです。
アウターの丈よりボトムの丈が長い
パンツコーデやロングスカート、ショートトレンチなどもあるので一概には言えませんが、アウターの丈よりボトムの丈が長いと野暮ったく見えがちです。トレンチコートに対するボトムの丈は同じくらいか、それより短いのがスタイリッシュでしょう。
こなれ感のポイントは2カ所の着崩し
それではいよいよ本題。こなれ感のあるトレンチコートの着崩しテクニックを紹介します。
トレンチコートは、着崩さずにかっちりと着てしまうと、どうしても堅苦しい、古臭い印象になってしまいます。そこで、こなれ感を出しつつもだらしないイメージにならないように、“袖を折る”דボタンを開ける”など、2カ所の着崩しをオススメします。
襟を立てる×袖を捲し上げる
オリヴィア・パレルモ、トレンチ×オレンジシャツで軽やかな着こなし! http://t.co/d7cJ1p1Klk pic.twitter.com/xqkBdTlEqI
— Ayane (@ayaley0328) June 15, 2013
トレンチの襟は、肌寒い季節に少しだけ立てると、こなれた雰囲気を出せます。シャツの上に着る時は、トレンチの襟の方がシャツの襟より上に来るのが今どきです。
袖口はインナーのシャツを出して折り返すことで、お洒落なアクセントになります。
ボタンを開ける×ベルトをポケットに入れる
今年らしい“たゆんだ”シルエットを出したい時には、トレンチのベルトは結ばずにポケットにインしましょう。ボタンを全開にしてルーズに着こなせば、定番のアウターも一気に旬の顔に。
ビックシルエットのボトムスと合わせると、更にトレンド感あふれるコーディネートに仕上がります。
ボタンを開ける×ベルトをゆるく結ぶ
定番のトレンチコートを、今年流行のガウンコートのように着崩す方法です。ルーズなのに女性らしい体のラインも強調され、大人女子にぴったりの着こなしです。
さらにプラスアイテムとして、同じく流行のファー付きのパンプスや、アニマル柄のクラッチバックを合わせるのがオススメです。
(文・小笠原イナミ)